2026年2月8日に第51回衆議院議員総選挙が行われます。また、同日には、第27回最高裁判所裁判官国民審査と、多数の市区町村で首長・議員を決める選挙が行われる予定です。

2021年からこれまで5回の選挙で #投票ポスター プロジェクトを運営してきましたが、今回の選挙は想定外で急すぎたため、「表現と政治」メンバーである惣田、平山、岡の3人が時間を捻出することが難しく、その活動をお休みします。

今回、プロジェクトとして投票ポスターの更新はありませんが、個人で投票ポスターを制作していただくのはもちろん自由です。投票や対話を呼びかけるポスターを制作したり、いろいろな場所に貼ったり、SNSで発信したり、それをきっかけに身近な人と話したり、私たちが暮らす社会や政治について一緒に考えていただけると嬉しいです。

衆院の解散に伴い、1月19日には関東を中心とした5人の自治体首長によって「衆議院解散に伴う自治体首長の緊急声明」が発表されました。国の来年度予算が年度内に成立せず暫定予算となる可能性があることに加え、在外自治体職員など選挙に携わる方々、海外有権者の方々の負担、また選挙公報の点字版が間に合わないおそれなどもあり、複数の懸念点があります。また、今回の選挙には物価高騰によって約850億円もの費用がかかる一方、地域福祉を支える共生交付金を最大で7割減とする政府方針を伝える報道も聞こえてきました。

今回は「投票ポスター」プロジェクトの活動をお休みするもどかしさもありますが、誰のための選挙や政治なのか、いま一度考えながら、わたしたちも投票しようと思います。

2026年1月26日
表現と政治/投票ポスター企画・運営
岡あゆみ 惣田紗希 平山みな美




何の選挙が行われる?



衆議院議員の全員を選ぶために行われる選挙。衆議院議員の定数465人のうち、289人が小選挙区選出議員、176人が比例代表選出議員として選出されます。




何を選んで、何を投票用紙に書く?




① 小選挙区

自分が住民登録している地域の選挙区で立候補している人の中から1人選び、その候補者の名前を書いて投票します。その選挙区で最も多く票を得た人が当選します。

候補者の名前は投票用紙を記入するテーブルにも貼り出されています。投票用紙に記入する際はそれを見て書くことができるので、名前をしっかり覚えていなくても大丈夫です。ただし、名前を間違えたり、字が読めない状態だと「無効票」として扱われてしまうので気をつけましょう。

*総務省のウェブサイトによると、投票資格は「市区町村に住所を持つ年齢満18歳以上の日本国民」となっています。そのため、日本に生まれ育ったとしても、長く住んでいたとしても投票する権利のない人たちがいます。ひとりの一票は自分だけでなく、日本に暮らす全員の生活に影響します。


② 比例代表

政党名を書いて投票します。個人的に応援したい党を自由に選べます。政党の総得票数に応じて、各政党の当選人数が決まります。

*「参議院議員選挙」の比例代表では政党名を書いても候補者名を書いてもいいことになっていますが、今回は「衆議院議員選挙」のため「政党名」を書きます。


③ 最高裁判所裁判官国民審査

最高裁判所の裁判官として「ふさわしくない」と思う人を、市民が投票で選んで辞めさせる手続きのこと。最高裁の裁判官は「社会の審判」であり、強い権限と重い責任を持つ役職なので、選挙同様、日本に暮らす人々にとって重要な機会です。「辞めさせるべきだ」と思う裁判官に×印を書き、該当する人がいなければ何も書かずに投票します(白紙で投票すると「全員信任」となり、○印など他のことを書くと投票は無効となります)。

今回は15人の裁判官のうち弁護士出身の高須順一、学者出身の沖野真已の2名が審査の対象になる予定。期日前投票は1月28日から始まりますが、最高裁判所裁判官国民審査は2月1日からのみ投票できます。そのため、1月28日から31日は衆院選の期日前投票しかできません

「×」が有効投票の過半数に達した裁判官は罷免されます。ただ、戦後この制度ができて以来罷免された裁判官は1人もおらず、「制度の意義の周知や判断材料になる情報が少なく、形骸化している」という指摘もあるそうです。NHKのサイトに詳細がまとめられているので、ぜひチェックしてみてください!

NHK 最高裁判所 裁判官の国民審査2026
https://news.web.nhk/senkyo/kokuminshinsa/




Q. 投票ポスターを個人でやっていいですか?


繰り返しになりますが、今回、プロジェクトとして投票ポスターの更新はないものの、個人で投票ポスターを制作していただくのはもちろん自由です。投票や対話を呼びかけるポスターを制作したり、多くの人が印刷できるようにネット印刷にアップロードしたり、いろいろな場所に貼ったり、SNSで発信したり、それをきっかけに身近な人と話したりと、私たちが暮らす社会や政治について一緒に考えていただけると嬉しいです︎ 

#投票ポスターのハッシュタグを使用する際は、公職選挙法のルールに違反しない、また特定の候補者や政党に対してのヘイト・誹謗中傷をしないポスターを制作するように心がけてください。

投票ポスタープロジェクトの目的、基本のルールなどは[投票ポスターとは]のページでご確認ください。




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