少しだけ立ち止まって、胸に手を当てて、自分が感じていること、望むこと、不安なことを、確かめてみる。一日くらい、そんな日があってもいいんじゃないかと思います。東日本大震災、原発の惨事を目の当たりにした時。多くの命に関わることが起きているまさにその時は、デザインは何もできないのだと、大学生だったわたしは痛烈に感じざるをえませんでした。慰めにもならない。本当に悲しかった。デザインは、世の中が平和じゃないと輝けないのだと気付いた瞬間でした。
デザインに限らないと思います。みんなが愛してやまない、“社会”や“政治”とは一見なんの関係もない多くのものたちは、間違いなく平和に支えられている。まだそれらを愛せるうちはなんとか平和ですから、今のうちに未来を思って投票をしたい。
アートディレクター/グラフィックデザイナー。1988年生まれ。2012年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。2017年独立。「自然と健やかさ」「東洋の伝統文化」「社会課題」「芸術と文化」にまつわる仕事のみに関わる。デザインする上で、可能な限り環境負荷の低い方法を探り続けると同時に、グラフィックデザイナーのための環境配慮研究所「Lab. for E.G.」を運営。
︎ @ayaka_shimizu_
アートディレクター/グラフィックデザイナー。1988年生まれ。2012年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。2017年独立。「自然と健やかさ」「東洋の伝統文化」「社会課題」「芸術と文化」にまつわる仕事のみに関わる。デザインする上で、可能な限り環境負荷の低い方法を探り続けると同時に、グラフィックデザイナーのための環境配慮研究所「Lab. for E.G.」を運営。
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